建築設備士 令和4年度試験過去問題(学科ー設備)解答解説

建築設備士
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令和4年度試験の概要

受験者数 合格者数 合格率
第一次試験 2813人 882人 31.4%
第二次試験 1111人 516人 46.4%
総合 3183人 516人 16.2%

建築設備士の過去問解説がインターネット上に少ない! っということで、令和4年度試験過去問題(学科ー設備)に関する解答解説です。 過去問題は試験元で確認してください。

問題

建築設備士試験 試験問題等:建築技術教育普及センター

解答解説

No.1:正解2 絶対湿度は、ある状態の空気中に含まれる水蒸気の絶対量を表すもの。

No.2:正解1 全熱負荷ではなく、顕熱負荷に応じて比例配分する。

No.3:正解4 排ガスから排熱を蒸気の状態で回収し、冷暖房や給湯などに利用する。

No.4:正解1 負荷変動に対する放熱量の制御が困難。

No.5:正解3 蒸気加湿量L=p×Q×Δx

Δx=13.5÷2700=0.005

L=1.2×1000×0.005=6 kg/h

No.6:正解3 照明負荷は室内冷房顕熱負荷であるため考慮する。

No.7:正解1 配管スペースは多く必要になる。

No.8:正解1 ダクトの圧力損失は大きくなる。

No.9:正解2 送風機静圧=240-40=200 Pa

No.10:正解4 室内に入ってくる粉塵量+室内の粉塵発生量=出ていく粉塵量

CO×QO×(1-η)+M=C×QE

0.1×500×(1-η)+60=0.15×500

η=0.7

No.11:正解4 還気ダクトに設けたCO2濃度センサーにより、外気ダンパーの開度制御を行う。

No.12:正解2 4m2/s以上。

No.13:正解3 空気と冷水の平均温度差に反比例する。

No.14:正解3 冷媒配管の長さが同じ場合、屋外機と室内機との高低差による影響を受ける。

No.15:正解2 凝縮器のみを冷却する圧縮冷凍機に比べて冷却水量が多くなる。

No.16:正解2 設問は、キャビテーションに関する記述。

No.17:正解1 冷却塔の補給水は、排水再利用水を用いることはできない。

No.18:正解1 200~350 L/人・日

No.19:正解2

最低必要な揚程

=必要な実揚程+配管の摩擦損失による揚程+器具の必要圧力による揚程

ガス給湯機に関する最低必要な揚程

必要な実揚程=(6-1-2)+4+4+3+1=15

配管の実管長=5+(6-1)+20+4+4+3+6+1=48

配管の摩擦損失=48×2×0.5=48

配管の摩擦損失による揚程=0.1×48=4.8

器具の必要圧力による揚程=0.1×80=8

最低必要な揚程=15+4.8+8=27.8

No.20:正解4 最短運転時間は一般に15分程度。

No.21:正解3 配管内の湯の滞留時間が10秒以下となるように行う。

No.22:正解4 最小口径は、65mm。

No.23:正解2

雨水立て管

屋根面の面積=10×10+8×10=180

壁面の面積=10×16×0.5=80

180+80=260

換算屋根面積=260×150÷100=390

表1より、最小管径は100mm

雨水横主管

屋根面の面積=(8+10)×10+(8+10)×8=324

壁面の面積=(8+10)×16×0.5=144

324+144=468

換算屋根面積=468×150÷100=702

表2より、最小管径は200mm

No.24:正解2

排水のBOD負荷の合計

=2700×10×200+100×160×150+100×15×150=8025000

排水量の合計

=2700×10+100×160+100×15=44500

8025000÷44500=180.3

180.3÷(1-0.9)=18.03

No.25:正解1 濁度の値は定められていない。

No.26:正解4 生物浄化式ろ過器は用いない。

No.27:正解3 90×2=180以上必要

No.28:正解3 有効期間は5年。

No.29:正解4 40℃程度の温水を1L程度貯湯するタンクを有する。

No.30:正解3 呼び径が同じ場合、肉厚の大きい方からK>L>M。

No.31:正解1 人差し指が磁界、中指が電流、親指が電磁力の方向を示す。

No.32:正解4 設問の図記号は、分電盤を表す。

No.33:正解1 60÷(15+5)=3

No.34:正解3 水中ポンプ等の回転方向が目視できないものは過負荷や欠相、反相継電器を用いる。

No.35:正解1 防火や排煙設備連動制御器を備えたものではない。

No.36:正解3 柱上は落雷の危険性があるため、油入負荷開閉器を設置してはならない。

No.37:正解2

単層負荷の最大と最小の差は、150-50=100

総変圧器容量は、50+100+150+200+500+500=1500

設備不平衡率=100÷1500÷3×100=20 %

No.38:正解1 原子力発電は含まれない。

No.39:正解3 ガスタービンの熱電比は2~3であるのに対し、ディーゼルエンジンの熱電比は約1であるので、ガスタービンのほうが大きい。

No.40:正解2 塵埃が付着しにくい構造が求められる。

No.41:正解1 R=√(4^2+3^2)=5

cosΘ=4÷5=0.8

Eh=(3000÷5^2)×0.8=96

No.42:正解2 全電圧始動方式は、スターデルタ始動方式に比べて始動電流及び始動トルクが大きくなる。

No.43:正解4

No.44:正解1 歩行距離30mにつき1個以上。

No.45:正解2 垂直距離15mにつきL級のものを1個以上設ける。

No.46:正解2 UTPケーブルはシールドのないものでノイズの影響を受ける。

No.47:正解4 生体認証は、IDカード認証よりも高いセキュリティ性を備える。

No.48:正解4 地表面から受雷部の上端までの高さが高くなるほど小さくなる。

No.49:正解4 D種接地工事を施さなければならない。

No.50:正解2 原則として150V以下とする。

No.51:正解3 50×30÷8÷50=3.75

No.52:正解3 短絡電流に対しての瞬時特性と過負荷電流に対しての反限時特性の2要素がある。

No.53:正解3 通信用構内ケーブルは、電話線に使用されるケーブル。

No.54:正解3 避難上及び消火上有効な間隔を保って配置しなければならない。

No.55:正解2 保安規定届出書を提出する必要はない。

No.56:正解4 管内が正圧になる部分に設ける。

No.57:正解1 高速砥石やガスによる切断は、加熱損傷するので使用しない。

No.58:正解4 絶縁抵抗値は0.4MΩ以上とする。

No.59:正解4 平均故障寿命とは、修理できないアイテムの故障するまでの寿命の平均時間のこと。

No.60:正解2 共通仮設費は含まれない。

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