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令和6年度版 建築設備士 学科試験 問題解説 [ 総合資格学院 ] 価格:3630円 |
平成30年度試験の概要
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
第一次試験 | 2983人 | 930人 | 31.2% |
第二次試験 | 1242人 | 646人 | 52.0% |
総合 | 3335人 | 646人 | 19.4% |
建築設備士の過去問解説がインターネット上に少ない! っということで、平成30年度試験過去問題(学科ー設備)に関する解答解説です。 過去問題は試験元で確認してください。
問題
解答解説
No.1:正解5 規模が小さくなるほど、平面形状が複雑になるほど単位面積当たりの熱負荷は大きくなる傾向がある。
No.2:正解2 細やかな制御はできない。
No.3:正解1 潜熱負荷を除去できないため。
No.4:正解2 送風量Q=48÷(1.0×1.2×(16-26))=48÷12=4
冷却コイル能力=1.2×4×(60-40)=96 kW
No.5:正解4 十分な湿度制御が行えない。
No.6:正解3 濃度制御は還気ダクトに設けたセンサーにより行う。
No.7:正解5 0.1×1000×(1-n)+110=0.15×1000 n=0.6
No.8:正解4 ダクトの圧力損失は大きくなる。
No.9:正解2 天井高が3m未満の居室に設ける排煙口の設置高さは、天井面または天井から80cm以内。
No.10:正解4 除湿能力は、再生温度を変えることで容易に調整できる。
No.11:正解1 吐き出し空気を加熱して大気に放出する方法もある。
No.12:正解5 排ガスから排熱を蒸気の状態で回収し利用するシステム。
No.13:正解2 排水立て管の許容流量の算出にはワイリー・イートンの式が用いられる。
No.14:正解4 垂直の排水立管に対し、45度を超えるオフセットの各部の管径は、上部の負荷流量を考慮し、排水横主管とみなして決定する。
No.15:正解5 水道直結増圧方式の増圧ポンプの制御方法は、末端圧力推定制御とする。
No.16:正解2 主管における圧力損失
主管の同時使用量=120+160+220=500 l/min
流量線図より、最小管径は80A
給水主管の実管長=19+H+1-2=18+H
主管における圧力損失=(18+H)×2×0.5=(18+H)kPa
給水器具Aの枝管における圧力損失=11×2×1=22 kPa
最低必要高さHの水柱による圧力
水柱による圧力=Hm×1000×10=10000HPa=10H kPa
給水器具Aの所要給水圧力は50kPaであることから、10H-(18+H)-22>50
H>10 m
No.17:正解5 強制循環式給湯配管においては、リバースリターン方式を採用する意味はない。
No.18:正解1 取り出し位置は、最下流の器具排水管が排水横枝管に接続される点の直後の下流側。
No.19:正解1 排水立て管a
屋根面の面積=5×10+10×20=250
壁面の面積=4×10×0.5=20
対象面積=250+20=270
換算屋根面積=270×70÷100=189
表より最小管径は75mm
雨水横主管b
屋根面の面積=10×10+15×10=250
壁面の面積=4×15×0.5=30
対象面積=250+30=280
換算屋根面積=280×70÷100=196
表より最小管径は100mm
No.20:正解3 水平距離が40m以下となるように設ける。
No.21:正解4 BOD濃度を20mg/L以下とする。
No.22:正解5 消毒装置を設置しなければならない。
No.23:正解1 燃焼によって生じた水蒸気の潜熱を含まない値。
No.24:正解3 同じ呼び径(外径)の場合、VPのほうが厚いため、内径は小さくなる。
No.25:正解4 設問は、分電盤の記号。
No.26:正解2 合成インピーダンス=√(40 +30 )=√2500=50 Ω
有効電力=200 ×40÷50 =640 W
No.27:正解4 電線配線には耐熱C種配線。
No.28:正解3 %インピーダンスが大きいほど変圧器のコイルでの損失が大きいことを意味する。
No.29:正解5 避雷器にはA種接地工事を施す。
No.30:正解4 Q=P×tanθ2=450
コンデンサの容量=800-450=350 kvar
No.31:正解3 ディーゼルエンジンのほうが小さい。
No.32:正解4 白熱電球のほうが平均演色評価数は大きい。
No.33:正解1 E=(22000×100×0.6×0.5)÷2000=330
No.34:正解2 力率や効率とも出力が大きいもの、また極数が少ないものほど高い。
No.35:正解5
No.36:正解5 地区音響装置までの紙幣距離が25m以下になるようにする。
No.37:正解1 アンテナは素子数が多いほど利得が大きく、受信帯域が広くなるほど、利得は小さくなる。
No.38:正解2 WEP方式よりWPA2方式のほうが暗号化強度に優れている。
No.39:正解3 レベルⅠが最も保護効率が高い。
No.40:正解3 アルミニウム導体のほうが銅導体より許容電流が小さい。
No.41:正解1 設問は、対地電圧が200Vであるので適合しない。
No.42:正解2 ZCTは、地絡事故時に零相電流を検出するために用いられる変流器。
No.43:正解1 燃料電池は、二次電池に含まれない。
No.44:正解3 往き側では乗客荷重と踏段の自重を支え、返り側では踏段の自重を支える。
No.45:正解3 設置工事が完了した日から4日以内に提出する。
No.46:正解3 緊急保全は、予防保全ではなく事後保全に分類される。
No.47:正解1 サプライ側では内開き、レターン側では外開きとする。
No.48:正解4 配管の最低部において最小1.75MPaとする。
No.49:正解5 最大使用電圧=6.6×1.15÷1.1=6.9 kV
No.50:正解1 その他の工事では4500万円以上となる場合は、監理技術者を置かなければならない。
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